一生懸命スキンケアしてもあなたのニキビ・肌荒れがちっとも改善しない理由

そのスキンケア本当に正しい方法だと言えます

そのスキンケア、本当に「正しい」方法だと言えますか?

突然ですが、あなたはいま自分がしているスキンケアが、科学的な根拠に基づいた正しいものだという自信を持っていますか?

「モチロン!」と答えられたなら、あなたのスキンケアは間違っていません。自信を持ってそのスキンケアを続けてください。ただもし、ちょっとでも「そう言われると自信がないな」と感じたなら、今行っているスキンケアを改めるべきです。

メイクをオイルクレンジングし、キメの細かい泡で優しく素肌をマッサージするようにぬるま湯で洗い、その後は冷たい水で引き締め、化粧水のたっぷり染み込んだパックをし、最後にオーガニックの美容クリームで保湿する。

これが世の中の一般的な「スキンケア」のイメージですが、誠に残念ながらそのスキンケアだけでは不十分です。さらに悪いことに、それらの行為は本当にツヤのある綺麗な美肌を手に入れるための作戦としては、そこまで重要ではありません。

 

世の中は嘘の美容法で溢れかえっている

市場に惑わされないようにしよう

美容業界や健康産業にもファッション業界のようにトレンドがあります。「去年は花柄、今年はチェック、来年はワンピースがもう一度やってくる!」といった具合に、コラーゲンドリンクが売れたかと思ったら、プラセンタ美容が注目され、驚くべき納豆菌のパワー!とTVや雑誌が騒ぎ出す、という「流行り廃り」があるのです。

似合う服というものはその人のキャラクターや骨格・肌の色などで決まるものなので、トレンドに関係なく基本的にはずっと同じです。それと同様に健康や美容というものも、その年のトレンドではなく、その人の体質や環境・人間関係などに左右されるものであり、何がその人にとって有効な手段になりうるかは本当に千差万別なのです。

しかし僕たち消費者はTVCMやモデルさんの口コミ、綺麗な店員さんがお勧めするものから、自分に合いそうなものを判断してしまっています。つまり判断の軸が「自分」ではなく「他人」に置かれているのです。それでは本当のスキンケアをしているとは言えません。

 

「正しい」スキンケアの見つけ方

では、個々人にあった「正しいスキンケア」はどのように見つけたら良いのでしょうか?結論から言うと「自分で探すしかありません」。そういうと「何のアドバイスにもなっていないじゃないか!」とお怒りになる方がいるのも当然でしょう。

ちょっと待ってください。確かに「自分に合った正しいスキンケアは自分で探すしかない」のですが、「正しいスキンケアの探し方にはコツがある」のです。少し具体的に解説しましょう。

もし今あなたがニキビ肌にすごく悩んでいたとして、それをなんとかしたいと思っていると想像してみてください。その解決のためにあなたはどんな方法を選択しますか?使っている洗顔フォームや化粧水を「アクネ菌対策」と銘打ったものに変えますか?それとも美容成分配合のサプリメントを摂りますか?あるいはフェイシャルエステサロンに通いますか?

僕が昔、まだ「正しいスキンケア」を学ぶ前に選んだのは、「美容皮膚科に月5万円で通う」という選択肢でした。

 

【悲報】美容皮膚科に月5万円かけて通った結果

皮膚科に行ったけど…

自己紹介が遅れました、川口美樹ともうします。僕はもともと芸能界で活動をしており俳優を志していました。その過程で原因不明の肌荒れに悩まされていました。

当時の写真がないので、いまとなってはどれくらい荒れていたのかをお見せできないのですが、googleで「ニキビ」と画像検索をかけたら出てくる画像のような、本当にひどい状態だったということは確かです。

当時はいまみたいに業界のことも、科学的なことも一切勉強しておりませんでしたので、何をしたらあの厄介な肌荒れが治るか全くわかりませんでしたから、とりあえずお医者さんに通うことに決めたのです。

その時に選んだ美容クリニックは都内でも有数のクリニックで、院長先生も皮膚科学会に所属されていて、最新機器を導入した治療法を確立し実績も申し分のないクリニックでした。(今でも順調に経営が続いているようです。)

そのクリニックで僕が毎月払っていた医療費は約5万円。内訳はケミカルピーリングという保険適用外の施術が2万円×月二回で4万円、高濃度アミノ酸・ビタミンCなどが配合された化粧水が6000円ほど、その他お薬代などで合計約5万円というわけです。

僕はそのクリニックに3年間ほど通いましたが結果は、、、、残念ながら「放っておいてもそれぐらい治るだろう」というレベルだったのです。正直に申し上げて、合計で150万円をかけるほどの成果はあげられなかったのです。

 

ファスティングで気づいた「ギャップ」にスキンケアの基本が隠されていた

このままでは俳優として商品にならない!と焦っていた僕は、知人の紹介で「ファスティング」に出会います。当時は今ほどファスティングの知名度が無かったですから、正直「そんな民間療法で治るのかよ」ぐらいな気持ちでいたのですが、実際に試してみてびっくり!

ファスティングを取り入れてから約半年で、僕の肌は驚くべき速さどんどん改善されていったのです。その半年間で実質かかったお金は4~5万円ぐらいです。目からウロコでした。

どうして高名なお医者さんが3年間150万円の時間とお金をかけて治らなかったものが、どこぞのお兄さんから聞いたよくわからない「ファスティングなるもの」で、半年間5万円の費用で治ってしまうのか?その「ギャップ」が知りたくなったのです。

僕はファスティングマイスター®の資格を取得し、美容のプロとして仕事をしていく中で、何が「正しい」スキンケアで、何が「間違った」スキンケアなのか、そのスキンケアの基本というべきものがよくわかるようになったのです。そしてその基本がわかったらこそ、なぜ自分のニキビが治療では治らなかったのか、腑に落ちたです。

 

なぜ僕のニキビはお医者さんでも治せなかったのか?

健康の木

美容や健康と一言に言っても、非常に曖昧でイメージしづらい概念です。ところが、人間の体を「木」に例えるとその全体像が一気に掴みやすくなります。

「人は食べたもので出来ている」という言葉があります。これは人間の健康を考える上で非常に重要な視点です。僕たちの体は皮膚も髪の毛も内臓も全て、自分が吸収した栄養(たんぱく質やビタミン・ミネラルなど)を材料して作り上げられています。

ということは、どんな材料を栄養素として取り入れるかによって、出来上がってくる皮膚や髪の毛や内臓の質も変わってくるということです。ですから、何を食べるか?という「食育」が木の幹として健康を支える重要な軸を形成するのです。

図で言うところの「知育」は勉強・学習能力のこと、「徳育」は人格形成のことですから、脳の質が非常に重要になり、「体育」はご存知の通り運動能力を高めるために筋肉や骨格の質が重要になります。それらは木の幹がしっかりできているからこそ、枝分かれして伸びて行くことができます。

そして、脳の他にも大腸や肝臓などの内臓機能と、筋肉・骨・脂肪のバランスが整って初めて、美肌になる・病気にならないなどの「美容・健康」のフェーズに行くことができるのです。つまり市場にはびこる一般的なスキンケアは、枝葉末節の部分でしかない、ということです。

 

僕が皮膚科でやっていたこと

僕の場合肌荒れに悩んでいたので、この健康の木でいえば「葉っぱがボロボロできちんと生えてこない」状態でした。あなただったら、現実でそんな木をみたらどうやって葉っぱを再生させようと思いそうですか?おそらく、たくさん水をあげて肥料を良くしようと考えるのではないかと思います。植物でいう水分と養分、それが人間で言うところの食育なのです

僕の受けていた「ケミカルピーリング」は皮膚に残った古くなった角質を剥がし、肌の新陳代謝を上げるための薬剤を塗布する美容法です。

この図に当てはめて言うと、僕はこの木に茂る葉っぱを再生させために、お金と時間をかけて一生懸命「葉っぱをこすって直接薬を塗りこんでいた」のです。そりゃ、改善しないよねって話なわけです。

これはケミカルピーリングに限らず、フェイシャルエステや化粧水・パックなどの世の中の一般的なスキンケア全般にも同様のことがいえます。どんなに効果のある美容法を選んだとしても、それは付け焼き刃に過ぎません。今食べているものを変えずして、本当のスキンケアはなしえないのです。

では僕の出合ったファスティングは、この図で言うところの何に当たるのでしょうか?ファスティングは直訳すると断食ですから、「何を食べるか」という食育とは違うような気がしますよね。ファスティングは実はこの図で言うところの「根」に該当するのです。

 

ファスティングが教えてくれたスキンケアの正しい順番

ファスティングは根っこ

ファスティングの行為だけ見ると確かに断食なのですが、その行為の目的は「悪いものを摂らないようにする」ことと「体の中にある悪いものを排泄する」ことなのです。これによって結果、腸内環境が改善(*1)します。

口で噛み砕かれ胃で消化・分解されたものは、腸で始めて栄養素として吸収されます。つまり木の根っこが栄養の入り口であるように、人間の栄養素の入り口は腸なのです。そしてまた添加物などの体にとって有害ものを排泄するのも腸です。

この腸が正常に機能していないと、体を作る材料になる栄養素の吸収がうまくいかなくなります。さらに、毒素の排泄がうまくいかければそれが体内に溜まること(いわゆる便秘の状態)でホルモンバランスが崩れ、皮膚にも悪影響を及ぼすのです。つまり、腸内環境の改善なくして、食育も知育も徳育も体育も美容も健康も始まらない、ということなんです。

この腸の機能を効果的に正常に戻すことができる方法が、ファスティングを通じて体験する「悪いものを摂らないようにする」ことと「体の中にある悪いものを排泄する」ことなのです。これこそが、僕の受けた皮膚科での治療に足りなかった「ギャップ」の正体だったのです。

 

僕の肌を劇的に変化させたファスティングの内容とは?

プチ断食

一般的に言われるファスティングは、一週間のスケジュールの中で、食事の回数を減らす減食期(2日)・食事を抜き、水とサプリメントや酵素ジュースのみで過ごす断食期(3日)・食事の回数を戻す復食期(2日)を過ごすものです。

ファスティングマイスターになってからは確かに、このファスティングを行いましたが、僕の肌が改善するまでの半年間で行ったファスティングはもっと気軽にできる、「プチ断食」というものです。

プチ断食とは簡単に言うと、1日3食あるうちの、可能なかぎりの食事を抜くか、プロテインなどの代替食に変えるような断食のことを(この記事では)指します。

僕は最初、1日3食を全てプロテインだけに変えることを6日間取り組みました。それ以外の栄養補給は、マルチビタミン&ミネラルのサプリメントや、ノニジュース・アロエジュースなどを併用して摂取していました。

 

初めてのプチ断食での体感

まず顕著に体感として出たのは、体重の減少。普段より食べてないので痩せるのは当たり前なのですが、それにしても6日間で 4kgぐらいストンと落ちたのはビックリしました。普通の食生活になって2kg戻りましたから、結果としてはマイナス2kgのウェイトダウンでした。

また4日目だか5日目に出た便の質が普段と全然違うものでした。どう表現したら良いか悩みますが、普段のスルリと出てくる便ではなく、いかにも「長いあいだ腸内にこびりついてましたよね!」と言わんばかりの「真っ黒でいびつな形」の便だったのです。

おそらくそれが滞留便だったのだと思います。その時に初めて「体の中にある悪いものを排泄する」ということが目で見て体感しました。

 

断食の意味するところ

このプチ断食を最初の半年間は毎月行いました。月によっては4日間・5日間とばらつきがあったものの、スケジュールに合わせて3食プロテインウィークを月に1回もうけることにしたのです。

それによって、食品添加物などの「悪いものを摂らないようにする」という習慣が身につくようになり、まずコンビニで食べ物を買わなくなりました。それはそうしなきゃいけないと思ったのではなく、自然とそうなっていったのです。

また食事だけはなく、普段使っているシャンプーや洗顔料などの日用品も、有害な化学物質の入っていない体に優しいものに変えました。

それによって、内側の腸内環境を良くするということと、外側の皮膚の状態を清潔に健康に保つことの、2方向からのアプローチをすることができ、結果肌が劇的に改善したのだと考えています。

世間で推奨されているいきなり3日間以上の断食を行うのは、精神的なハードルもありますし、気軽に始めてみたいと思う方は、プチ断食からできる範囲で行うと良いと思います。

 

【まとめ】本当のスキンケアってなんだろう?

まとめ

以上の体験から、僕が導き出した答えが

本当のスキンケアは、美容業界や健康産業で売られている商品にお金と時間をかけることではなく、普段食べているものを変えること、そして腸内環境を整えるべく「悪いものを摂らないようにし」、「体の中にある悪いものを排泄する」ことによってこそ為し得る

ということでした。

日本の美容業界や健康産業は長らくTVCMや雑誌などのメディアの影響を色濃く受けてきました。その背景もあって、正しいスキンケアよりも「売れる」スキンケアが好まれてきてしまいました。その結果、実際の科学とはかけ離れた美容法が肩で風を切って歩き回ってしまっているのです。

ただし、この原因を追求する上で企業やマスコミだけを責めるわけにはいきません。その「売れる」商品を欲しがったのはまぎれもない僕たち消費者なのです

僕たちはインターネットのおかげでいろんな情報を得られるようになりましたが、かえって情報が溢れすぎてしまい混乱してしまっています。この記事は、正しい知識を持つことでより多くの人が、必要のない製品を買うことなく自分にあった美容法を見つけてもらうことを目的として書きました。

この記事が少しでもあなたのお役に立っていれば嬉しいです。

 

(*1)参考文献(英文)

Nature Communications June 17, 2013(断食と腸内細菌の関係を発表した論文)

Nature March o5,2015(食品添加物の乳化剤が腸内細菌に影響を及ぼし、大腸炎と肥満を加速させる)

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