小学生に好きな給食メニューを聞くと、「カレーライス!」と即答することが圧倒的に多いようです。手軽につくれるカレーライスは、忙しいお母さんにとってもありがたいメニューの一つでしょう。
ですが、「カロリーや栄養を考えるとどうなんだろう?」と考えて、好きなのに食べすに我慢するひともいます。そこで今回は、カレーライスのカロリーと栄養について、考えてみましょう。
カレーライスのカロリーのこと
カレーライスのカロリーとひとくちにいっても、具材によって変わります。
・ポークカレーなら1人前で862kcal
・ビーフカレーなら1人前で841kcal
・チキンカレーなら1人前で857kcal
・シーフードカレーなら1人前で738kcal
これは、日本で一般的なルーカレーのカロリーなので、本格的なインドカレーやタイカレーの場合は、もう少しカロリーダウンします。
カレーライスの栄養のこと
ポークカレーを例に、具材にじゃがいも、玉ねぎ、にんじんが入っていると仮定して考えてみます。
1人前516.3gの場合、たんぱく質が21.01g、脂質が26.54g、タンス化物が129.18g摂れるほか、ビタミンやミネラルも含まれています。
一品料理としては、栄養が摂れる方ですが、これだけでは足りない栄養素もあるので、サラダやスープを加えて、全体のバランスを整えるようにしましょう。
カレーライスのカロリーをヘルシーにつくる方法
とはいえ、調理方法によって、カレーライスのカロリーを抑えることもできます。まず、鶏のささ身やシーフードを使うなど、低カロリーな食材を使うことです。
そして、動物性たんぱく質よりも、野菜の量を増やします。ナスやトマト、ピーマン、セロリなど、残っている野菜を刻んで入れて煮込めば、味に深みも増します。
最初に具材を炒めるときに油を使わないようにする、脂質の少ないカレールーやスパイスを調合してつくるなどの方法も有効です。
調理法と具材を考えてカレーライスをつくろう!
高カロリーで栄養が偏るイメージのあるカレーライスも、調理法や具材の選び方で、ヘルシーメニューになります。
働くお母さんは、休日に大量につくって、冷凍保存しておけば、忙しい日に役立つメニューでもあります。家族の健康にも配慮した、おいしいカレーライスづくりを心がけてみるのはいかがでしょう?
最近は、市販されているカレールーにも脂質がカットされているものが増えているので、上手に活用してくださいね。