顔のしわのケアには気を使っているのに、首には無頓着なひとが、案外多いようです。実は顔のしわだけでなく、首や手の甲も、年齢が出やすい場所です。
そんな目立つ首をどうケアしたらよいのか、その方法についてまとめてみました。
首にしわができやすい理由
そもそも首は、顔とつながっています。加齢とともに顔の肌がたるんできると、そのお肉がそのまま首まで下がってきて、しわになってしまうのです。
また、日ごろから姿勢が悪かったり、枕の高さが合っていないことでも、首のしわができてしまいます。
また、顔と同様に、紫外線により活性酸素が増え、乾燥や老化を促すのも要因の一つ。だから、気が付くと、首のしわが目立ってしまうのです。
首もしっかり保湿しよう!
首のしわには、実は保湿が重要です。
・お風呂やシャワーなどで首を清潔な状態にし、保湿力の高いクリームや美容液を塗る
・それから首の周りを温めたタオルで巻き、10~15分ほどそのままパックする
・巻いていたタオルで首をふき取り、乾燥予防のクリームを塗る
この首パックを、日常の習慣にしましょう。
首のマッサージをしよう!
首や耳の下にあるリンパの流れを良くするツボをマッサージすることで、顔のむくみをとることができ、首へたるみが下がるのを防いでくれます。
・お風呂上りに、マッサージ用のクリームやローションを首に塗る
・両耳の下にある耳下腺を、それぞれの中指で押す
・耳の下から老廃物を押し出すイメージで、指全体で鎖骨に向かってマッサージする
・鎖骨の下のくぼみに4本の指をあて、肩に向かって老廃物を押し出すようにマッサージする
・鎖骨から脇の下にあるリンパ節へ、老廃物を押し出すようにマッサージする
このときのポイントは、マッサージクリームをたっぷり使うことと、マッサージの方向を必ず一方向にすることです。往復すると老廃物を戻してしまうので、注意しましょう。
より効果を期待するなら
保湿とマッサージでも効果が期待できますが、首を支える広頸筋を鍛えるストレッチを加えるのもおすすめです。
・下あごを突きだすようなイメージで、「い」を発音する感じで首に力を入れる
・首の筋が浮き出るように感じたら、そのまま10秒キープ
上記の動きを、3セット繰り返します。
実は日常生活の中で、首を伸ばすことはあまりないものです。意識的に首を伸ばすことで、広頸筋を鍛えると、たるみやしわができにくくなります。
こうした方法にUVケアを加えて、首の若さを保ちましょう!