歳を重ねると【女性ホルモン】が不足し、更年期障害、シワやシミ、抜け毛の原因などになってしまいます。
女性ホルモンが減ってきたら豆乳を飲めばいいと、気楽に考えている女性は多いことでしょう。しかし豆乳を飲んでも女性ホルモンが増えない女性は全体の半分以上にも上っていることをご存じでしょうか?
女性ホルモンが増えない理由とは?
豆乳や納豆に含まれる大豆イソフラボンは、女性ホルモン(エストロゲン)に似た構造をした植物性のエストロゲンですが、構造が似ているからといって摂取すれば女性ホルモンが増えるといわけではありません。何故なら大豆イソフラボンの吸収率は、非常に悪いため大豆食品を食べてもほとんど吸収されないので効果が期待できないのです。
更に大豆イソフラボンは、腸の中にエクオール産生菌がいるか否かで女性ホルモンの活性化が左右されます。残念ながら日本人女性の2人に1人しかエクオールを体内で生産できません。
つまり、日本人女性の半分は、豆乳成分のエクオールが体内で活発な動きを見せることは絶対に無いのです。
また20代~30代の女性は、女性ホルモンがたくさん出ているので、豆乳が身体に与える影響力自体が少ないのです。健康を目的に接種する分には特に問題はありませんが、女性ホルモンが目的なら、好きな人を見つけて、恋でもしているほうがより多くの女性ホルモンが分泌されるということを覚えておきましょう。
豆乳に頼らずに女性ホルモンを増やす方法
たとえ効果が少なくても、豆乳に頼ってしまいそうになりますが、豆乳に頼らなくても女性ホルモンを増やす方法はありますのでしっかり覚えておきましょう。
まず大切なことは、ストレスを溜めないようにすること。更に心を明るく保つことでイライラが減ります。ストレスの原因ばかりにフォーカスせずに、今後の改善策を考えてストレスを減少させることが大切です。
ほかにもアロマテラピーや紅茶、コーヒーなど、ご自分の大好きな香りを嗅ぐと嗅覚を通って大脳辺縁系に直接作用し女性ホルモンを増やして行くことができます。香りにはリラックス作用もありますので、部屋でくつろぐ時などはアロマテラピーが有効となります。
ドキドキを楽しむ
毎日の生活の中にドキドキを探すのは大変な作業ですが、身近な小さなことでも良いので、自分のまわりを小まめにさがしてみましょう。例えば近所に散歩に行き新しい場所を発見する。
映画を観て感動する・好きな作家の小説を読む・学生時代の友人と会って昔話に花を咲かせるなど。心に感動を覚えるだけでイライラは減り女性は美しくなって行きます。日々を明るく前向きに過ごすことで女性ホルモンを自然に増やして行くようにしましょう。