肌の美しさは、女性なら誰しも憧れるもの!なかでも、お肌のきめ細かさ、白さは、その最たるものでしょう。肌のパックは昔から色々ありますが、皮膚科の先生も実践している「ヨーグルトパック」と「きなこパック」について紹介いたします。
ヨーグルトパックの成分と種類
ヨーグルトは栄養的にも優れた食品です。それを「パック」にも取り入れたのが「ヨーグルトパック」です。ヨーグルトには、「フルーツ酸」と「乳清*1)」が含まれています。「フルーツ酸」には古くなった角質層を取り除く作用がありますので、肌のくすみやシミ対策になります。
「乳清(ホエイと呼ばれ、ヨーグルトの上澄みのこと)」は、成分が肌に近いので保湿力を高めると言われています。「ヨーグルトパック」と一口でいいましても、下記のような様々なパックがあります。
色々な組み合わせでパックを楽しもう
ヨーグルト+はちみつ(スタンダードのもの)
ヨーグルト+ココア
ヨーグルト+緑茶
ヨーグルト+重曹
ヨーグルト+オリーブオイル
ヨーグルト+日本酒
ヨーグルト+にんじん
ヨーグルトパックの作り方
一般的なヨーグルトパックの作り方をご紹介します。
「材料」
・無糖ヨーグルト 大さじ2
・はちみつ 小さじ1
「作り方」
ヨーグルトとはちみつを混ぜるだけで完成!
ヨーグルトパックの使い方と効果
ヨーグルトパックは、肌に10~15分間のせてから水で洗い流すだけでOKです。その後、化粧水・乳液でしっかりとお手入れします。パックの前後で、鏡をみると一目で、その効果を実感できます。
肌が明るくなり、ふっくらした感じになります。ヨーグルトパック使用の注意点ですが、稀に、アレルギーを起こす方もいらっしゃいますので行う前に腕などに少し塗って赤くならないことを試してからおこなってください。また、ヨーグルトパックは、保存がききませんので一日で使い切ることも忘れないようにします。
きなこの栄養価の高さ
きなこといえば、お正月のきなこもちが頭に浮かんでくるのが普通かと思います。そして、誰もが知っているのはきなこの栄養価の高さです。それは、原料が大豆からきています。きなこの原料となる大豆には、イソフラボンが含まれています。
イソフラボンという言葉は多くの女性たちが、どこかで耳にしているはずです。きなこを含んだパックをすると皮膚細胞を活性化させ美容効果にもつながります。つまりは、原因となるメラニンの生成を抑える効果も期待できます。
きなこパックの作り方
「材料」
・きなこ 大さじ1
・ヨーグルト 大さじ3
「作り方」
混ぜるだけで完成!
きなこパックの使い方
肌に5~10分間のせてから、水で洗い流すだけでOKです。化粧水・乳液でしっかりとお手入れします。パックの前後で鏡を見比べてみると、お肌がしっとりとした感じや、毛穴が引き締まった感じがするなど個々人でも違いますが、一定の効果があります。
きなこパック使用の注意点ですが、ヨーグルトパック同様に、稀にはアレルギーを起こす方もいらっしゃいますので行う前に腕などに少し塗って赤くならないことを試してからおこなってください。また、きなこパックも保存がききませんので一日で使い切ることも忘れないようにします。
「ヨーグルトパック」「きなこパック」の両者にいえることは、「ヨーグルト」「きなこ」そのものが、食べても栄養価が高い優良な食品であることが共通していることです。食品としての吸収率こそ違いますが、体によいことだけは間違いありません。多くの化粧品が販売されている今日ですが、自分にあった化粧品を手作りするのも選択肢の一つでしょう。