寒くなってくると、「ゴホッゴホッ」「ズルズル」と体調不良の人は必ず増えてきますよね。どんなにうがいや手洗いなどの予防をしてみても、毎年一回以上はウイルスに感染してしまうものです。今回は風邪やインフルエンザにかかってしまったら、どのように対処すれば良いかをご紹介したいと思います。
風邪の対処法
冬に掛かりやすい風邪はウイルスが原因で起こる病気の一つです。風邪は昔からある病気ですが、実は未だに特効薬はありません。私達が、飲んでいる風邪薬の多くは症状を和らげる効果が期待されるだけなのです。
風邪を引いてしまったら、自分が持っている自然治癒能力を最大限に活かすことが大切です。身体を休めて栄養を取ることは勿論ですが、もっとも大切なのは水分です。
特に熱が高くなったら、無理にでも水分は多く取るようにしましょう。発熱はウイルスに負けないように頑張っている状態なので、意識がしっかりしていればすぐに解熱剤を飲む必要はありません。ワキや太ももなどの太い血管を冷やして様子をみましょう。
しかし、意識がもうろうとして、吐き気や水分も取れない場合にはすぐにでも病院へ受診しましょう。
インフルエンザの対処法
風邪とよく似た症状のインフルエンザですが、ただの風邪だと決めつけずに38℃以上の高熱がなかなか下がらない場合には病院へ行ってインフルエンザの検査してもらいましょう。
また筋肉痛や関節痛などもインフルエンザの特徴の一つなので、身体がやけに痛いなと思ったら、インフルエンザを疑ってみましょう。インフルエンザには特効薬がありますので、あまり怖がる必要はありません。
また薬が無ければ完治しないという病気でもありませんので、水分や軽い食事が取れればむりに薬で治さなくても自然に治癒することが出来ます。
乳酸菌でウイルス予防
風邪やインフルエンザにかかるのは、免疫力が下がっている時と言われています。免疫力が下がるのは、不規則な生活やストレス、栄養不足などの原因があります。
そのため普段の生活の中に免疫力を高める努力をしておけば、風邪などのウイルスの対策になります。
免疫力を上げるには、規則正しい生活、ストレスを溜めない、栄養バランスの取れた食事などがありますが、簡単に免疫力を上げたいなら、乳酸菌を多く含んだ食べ物をとることです。
日本人に馴染みが多いのは、ヨーグルトやみそ汁、ぬか漬け、キムチなどがあります。一つの食品に偏らずに乳酸菌の多い食べ物を冬は特に意識して多く取るようにしましょう。