和食はヘルシーで身体によいと、海外でも人気が高いのですが、実は最近ヨーロッパやアメリカで「しらたき」を使ってのダイエットが注目をあびています。「しらたき」がどうしてダイエットに良いのかは容易に想像できますが、海外ではどのようにダイエットを成功させているのか知りたいですよね。今回はしらたきを使った料理メニューなどについて、詳しくご紹介したいと思います。
1.海外では、ヌードルやパスタの代替として人気!
しらたきは90%以上が水分です、100グラムあたりのカロリーはわずか6カロリー。さらにしらたきには不溶性食物繊維が豊富なので、食べると胃や腸を刺激します。胃の運動が活発になると便秘が解消されるので、肌の調子が良くなる効果も期待できます。
またしらたきは200グラムの1パックが、わずか100円程度と、お財布にもやさしい食材、長期保存もできるので、常に買い置きして、料理に使うことを意識してみてはいかがでしょうか。
海外では、麺やパスタ代わりにソースをからめて食べられるメニューがとても人気です。日本人好みのメニューで食べるなら、もっと色々な工夫が出来ると思いますので、次章では日本人の好きなレシピを紹介したいと思います。
2.おすすめ簡単にできるしらたき料理メニュー
面として代用
鍋料理はすぐに思い浮かびますが、一人暮らしの女性が、煮物や鍋をつくり続けるのはなかなか難しいですよね。しらたきを簡単に料理に取り入れるとしたら、やはり海外のように麺代わりに活用するのが簡単な方法です。
例えば、野菜をふんだんに使って、ノンオイルで焼きそばにすると、さっぱり食べられますし、手軽につくれます。ポイントは”しらたき”の水分を最初によく飛ばすことです。しらたき独特の匂いも消えて食べやすくなります。ラーメンのスープにしらたきを入れて、卵やもやしなどのトッピングをしても食べ応えも十分でおすすめです。
また、クリーム系やたらこのパスタソースとも相性が良いので、パスタ代わりにしらたきをあえてみてください。市販のパスタソースなら何種類は常備しておけば、飽きずに食べ続けることができるはずです。
お米として代用
湯がいたしらたきを細かく切って白米に混ぜたり、カレーの中に細かくしらたきを入れてもおいしく食べられます。お米のかわりに食べると一日のカロリーを多く減らせますので、ダイエット効果は高いです。常備菜としては、とりのひき肉としらたきを使って、唐辛子を効かせたピリ辛の炒め煮をつくり、ごはんにのせて食べることで、米の量を減らすこともできます。
普段のオカズのかさ増しに
しらたきは味がたんぱくで、どんなオカズとも相性が良いので普段のオカズにもどんどん入れてかさ増ししてしまいましょう。お米の代わりに食べるよりはダイエット効果がゆっくりとですが、長く続けると肌質の改善にも繋がっていきます。
ちろん、牛丼や豚丼をつくるときに、しらたきを使ってかさを増すのもOKですし、中華のメニューでも、麻婆豆腐の代わりにしらたきを使ったり、溶き卵としらたきで中華風スープをつくるなど、いろいろなメニューに転用できそうです。また、みんなでわいわい鍋を囲むときにも、おでんやすきやきにも、しらたきを多めに入れておくと、満腹になるまで食べても、摂取カロリーを低く抑えることができます。
食べ続けて飽きがこないように、洋風・和風・中華風を織り交ぜるのもよいでしょう。日々の料理に、ぜひ取り入れてみてください!
3.しらたきダイエットの注意点
一日の栄養バランスさえ気を付ければ、しらたきを使った料理ダイエットは、満腹感を感じながら摂取カロリーを抑えることができます。ただし、食べ方には注意が必要です。というのも、しらたき自体には食物繊維とミネラルが含まれているだけで、栄養はほとんどありません。
しらたきばかりを食べ続けると、健康を維持するために必要なほかの栄養素が、摂取できないという事態に陥りかねません。
ダイエットの基本は、栄養バランスを保って、摂取カロリーを控えることですから、しらたきだけを食べ続けることがないようにしましょう。また必要な栄養素が摂取できないと、カロリーを減らしても太る可能性があることを、忘れてはいけません。もし、主食をしらたきに置き換えようとしているなら、1日1食だけにとどめる方が無難です。
健康的なダイエットの基本は筋肉量を増やし、基礎代謝をあげることで消費カロリーを増やすことにあります。きちんと3食食べる、夜眠る3時間前には食事を終える、適度に水分を摂るなど、ダイエットに必要な生活習慣は崩さないようにしましょう。注意点を守って、しらたきダイエットを成功させてくださいね。