本当は危険?!糖質制限ダイエットの正しい知識

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 書店に出かけると糖質制限ダイエットを取り上げた書籍や雑誌が数多く積まれていますので、目にする機会も多いのですが、糖質を制限するダイエットはきちんとした知識を持って行わないと、健康を害する危険があるって知っていますか?何故なら糖分は脳に欠かせない栄養だからです。そこで今回は、糖質制限ダイエットの正しい基礎知識について、ご説明したいと思います。

1.糖質制限ダイエットってどうして痩せるの?

 
 まずは、糖質制限ダイエットがどうして痩せるのかを知りたい人も多いと思いますのでその部分から説明させて頂きます。通常、人間は、食事をすると血糖値があがるのですが、これは糖質の働きによるものです。
 
 血糖値があがるとインスリンが分泌され、糖質をエネルギーとして使うことで、血糖値を下げようとします。このインスリンにはもう一つ働きがあって、摂りすぎてしまった糖質を脂肪として蓄えてしまいます。糖質制限ダイエットはここに着眼し、インスリンが過剰に分泌されないよう、最初から糖分を取り過ぎないようにして、血糖値の上昇を抑えることで痩せるという方法なのです。
 
 このダイエット方法で一番嬉しい特徴は、食事制限を大幅にしなくても大丈夫という点です。果物やドレッシングに含まれる糖質も制限の対象になりますが、タンパク質と野菜は好きなだけ食べてOKなのです。
 また、糖質制限ダイエットがほかの食事制限と違う特徴に、糖質ゼロのビールや焼酎、ウイスキーなどのお酒類が、節度を守れば飲めるということです。ただし、カフェインはインシュリンというホルモンの分泌を促すので、避けた方がよいとされています。
 

2.糖質制限ダイエットの実践方法

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 では、糖質制限ダイエットの実践方法について、お話しします。糖質制限ダイエットは、食事中の主食を抜くことが基本となります。そのため、炭水化物である白米やパン、麺類、カボチャ、イモ類などは食べることができません。炭水化物には糖質だけでなく、食物繊維も多く含まれています。
 
 この食物繊維を補うことが、糖質制限ダイエットでは大切なことです。そこで、もやしやキノコ類、こんにゃく、大豆製品、わかめやヒジキなどの海藻類を、多めに摂るように心がけましょう。このほか、糖質制限ダイエットにおすすめな食品には、レタス、キャベツ、大根、プチトマト、ブロッコリー、肉、魚などがあります。
 
 糖質制限ダイエットは脂質は制限していないので、調理に油を使うのはOKです。ですが、脂質はカロリーが高くなるので、糖質制限ダイエット中は良質な油を使うよう心がけましょう。ダイエットには不飽和脂肪酸が良いので、αリノレン酸が豊富な紫蘇油、えごま油、亜麻仁、クルミ、チアシードはOKです。
 
 同様に、まぐろやかつお、あじ、さば、いわし、ぶりといった青魚に含まれるDHAとEPAも摂取できます。オリーブオイルやアーモンドオイル、グレープシードオイル、菜種油に含まれるオレイン酸やパルミトレイン酸もOK。ただし、摂取量には十分注意してください。

3.糖質制限ダイエットでの危険に備えておきたいこと3つ

  1. 1.必要以上にカロリーを減らさない
  2. 2.血糖値の上昇を抑えることを意識する!
  3. 3.運動と併用しない!

 
 糖質制限ダイエットをするにあたって、気を付けてほしいポイントが3つあります。まず、糖質は制限しつつも、カロリーは必要以上に減らさないことです。年齢や運動量に基づいて、自分の摂取カロリーを調べ、その範囲で収まるように食事を摂ってください。次に、食生活のリズムを整えるため、1日3食きちんと食べることです。もし、ゆるめの糖質制限をかけようと考えているなら、炭水化物は朝食または夕食で食べるとよいでしょう。そして、食べてもよい食材はいろいろありますが、葉物野菜、青魚、赤身肉の順番で食べる量を増やすのが基本です。
 
 これは、炭水化物を制限することで摂取しにくくなる栄養素を補ったり、内臓に負担をかけないで済むからです。一日摂取すべき栄養素は決まっていますから、満腹感を大事にしながらも、摂取カロリーがオーバーすることがないよう、しっかり自己管理しましょう。

 糖質制限ダイエットは、血糖値の上昇を抑え、痩せやすい状態をつくることを目的にしています。そこで、日ごろから血糖値の上昇を穏やかにする食品を使って、メニューを組み立てるのも、一つの方法です。例えば、食事の前に大匙1杯の酢を飲んだり、抗酸化作用や中性脂肪の減少にも効果のある玉ねぎを多く食べる、甘味を感じにくくするギムネマ茶を飲むなど、できることを取り入れてみるのです。食事にさらにこうした方法を加えれば、より大きな効果が期待できるはずです。
 

運動をしないでも痩せられるダイエット方法

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 糖質制限ダイエットは元々、アメリカで生まれたゾーンダイエットがベースになっています。穀物やイモ類などの炭水化物の糖質の摂取を制限し、代わりに肉や魚、大豆などのタンパク質や野菜を多く摂るというダイエット法が日本に伝わり、糖質制限ダイエットとして有名になりました。そもそも糖質制限ダイエットは、運動をしない減量方法として考案されたものです。

 そのため、運動も同時に行ってダイエットしようとしているなら、健康に悪影響を与える危険があることを覚えておいてほしいのです。何故なら運動する場合は必ず糖質を摂る必要があるからです。
 運動すると体内の糖質の使用量が増えますし、筋肉内のグリコーゲンを補わなくてはなりませんから、運動前後には糖質の摂取が不可欠なのです。心配なら、エネルギーとして消費されやすいバナナやニンジンなどを食べるとよいでしょう。脳が栄養不足になると、さまざまな病気を発症すしてしまうケースがあるということは覚えておいて下さい。

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