乳がんを自分で発見できる4つの方法

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 乳がんは他の病気とは違い、自分で触って発見できる唯一のガンです。早期に発見できれば死亡率は高くありませんが、乳房を切除する治療法など女性にとっての精神的ダメージは測りしれません。そんなつらい思いをしないためにも、自宅で簡単に自分一人で出来る乳がんの検診方法を4つご紹介したいと思います。

自分で出来る4つの検診方法

検診方法1:鏡を見て乳房の形をチェック

 鏡の前に姿勢を正して真っ直ぐ立ち、乳房の形をチェックしてください。胸に変形やへこみなどが無いか、赤くなっている部分はないか?二つの乳房の形は均等でしょうか?どちらかの形に違和感を感じたら要注意です。次に両手を組んでバンザイをして下さい。バンザイの状態で再び両方の乳房に変形がないか確認します。正面から確認したら、横を向いて同じようにチェックします。

検診方法2:3本指で押してチェック

 目で確認したら次に指を3本を使って直接触れてみます。手を使って強く掴むようにしてはいけません。必ず3本の指で胸の全体を順番に押していくようにします。固いしこりなどを感じたら直ぐに病院で受診する必要があります。

検診方法3:乳頭から分泌物が出ないかをチェック
 
 次は乳首をつまんで下さい。乳頭部分から血が混ざったような汁は出てきませんか?この症状は乳がん以外の病気の可能性も考えらますが、乳管と呼ばれる部分の中にガン(腫瘍)ができていることが原因のケースがありますので直ぐに医療機関へ受信しましょう。
 
検診方法4:ワキや鎖骨もチェック

 乳がんというと乳房だけを気にする人が多いですが、実は。ワキや鎖骨などにガンが出来るケースもあります。そのため乳房だけで無くワキや鎖骨も同じように、指で触れて確認しなければいけないのですが、全部をチェックするには時間が掛かってしまいます。鏡の前で裸のままいると風邪をひいてしまうかもしれませんので、寒い季節になったら触診は寝る前の布団の中で行うのがおすすめです。ワキから鎖骨部分までを指3本で押すように触診していきましょう。
 
 乳がんを自分で発見できる4つ方法はいかがでしたでしょうか?どれも簡単にできますので定期的に行う習慣をつけて下さい。次章では、乳がん発症のリスクが高いと言われる人の条件についてご紹介したいと思います。

乳がんの発症のリスクが高い人の条件は?

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●初潮年齢が早い女性
●出産を経験したことが無い女性
●授乳経験が無い女性
●閉経後にすごく太ってしまった女性
●初産年齢が高い女性
●家系の中に乳がんや卵巣がんを発症した人がいる
●喫煙や過度の飲酒
 ※乳がんは女性だけの病気ではありません。男性の発症率は1%と低いですが誰にでもリスクはあります。

 乳がんの発生については女性ホルモンのエストロゲンという物質が大きく関係していると言われています。エストロゲンは女性らしい体型を作るホルモンですが、分泌されている期間が長いと乳がんに掛かる危険性が高まるという研究結果が出ています。
 妊娠中や授乳期間中、更に閉経後にはエストロゲンの分泌が止まるため、その期間は危険性が減ることになります。ただし閉経後は脂肪がエストロゲンに変化しますので、閉経後に太ることもリスクを高める原因になってしまいます。
 
 乳がんを発症するリスクの高い人の条件を確認しましたが、不安が強まったという人のために、次章では乳がんのリスクを下げる方法についてご紹介したいと思います。
 

乳がんに掛かるリスクを下げる方法はあるの?

 乳がんに掛かる原因の一つとして、閉経後に急激に太ってしまうことをあげましたが、このリスクを減らすには、閉経後は運動をして太らないようにすることが大切です。また喫煙や過度の飲酒もガンの発症リスクを上げてしまいますので「禁煙をする」「お酒はたしなむ程度」にするなどの方法も有効です。

 家族や親戚にがんを発症している場合には、遺伝性の乳がんに掛かる可能性も考えられますので、早い段階での検診がおすすめです。前章で紹介した「自分で出来る乳がんのチェック方法」も行いつつ、医療機関で行える検査(マンモグラフィやMRI)も定期的に行きましょう。

乳がんの基本的な治療法とは?

 初期の乳がん(非浸潤がん)であれば、薬物治療と合わせて手術治療という形が一般的です。手術は乳房温存手術(胸を残す)か乳房切除手術になります。再発の危険が少ないのは乳房切除手術と言われますが、女性にとっては辛い選択です。がん(腫瘍)が3㎝以下で一つだけの場合には、乳房温存手術ができますが、温存手術だと放射線治療も必要になってきます。現在胸の再建手術は保険診察の対象になっていますので、乳房切除手術でも女性の精神ストレスが軽減できるようになってきています。

まとめ

 乳がんは自己検診で早期発見が出来る病気です。しかし女性の乳がん患者数は年々増え続けています。その原因として考えられているのは、子供を産む女性が少なくなってきたことです。でも少子化問題は女性一人の力で解決することは出来ません。そこでおすすめしたかったのは今回紹介した「自己検診の方法」です。ただし自己検診だけでは完璧に発見することが難しいので医療機関での定期健診も必ず必要になってきます。あなたの大切な命は一つしかありません、自分だけのためで無く家族のためにも「自己検診」と「医療機関での検診」は必ず行うようにしましょう。

  

 
 

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